Tokyo Sunset Banana Label Club, 2004



Correspondence from BERLIN
January, 2001
はじめまして、ヨウコです。これからベルリンでのバナナラベルハントの日々を綴っていきます。どうぞよろしく。
***

年の暮れのいそがしさは世界共通でしょうか。人もクルマも走ります。
***
ベルリンに来て一年が経ちました。ベルリンといえば、今やドイツの首都として蘇りましたが、東京で生まれ育った私としては、「ココは本当に大都市ですかぁ?」と問いたくなる程のゆったりさを感じます。

そんなある日、とてもかわいいバナナラベルに出会いました。
「こんなデザイン、東京じゃ見たことなかった。(気が付かなかっただけ?)もっとあるかもしれない」
と、いうわけでスーパーストアに行けば、まずはバナナ。果物屋の前を通ればやっぱりバナナ――気になる、気になる。

わたしの期待を裏切ることなく、新種にどんどんめぐり逢います。一つ入手しては「きれいだなぁ」「かわいい」など。バナナのここまでの旅を想像したりもしてみます。なぜか、少し切なくなる瞬間。
***

あるスーパーでのバナナの販売風景。
 バナナのハンガーにブランド名の表示があります。
***
そして改めてラベルを見ていると今まで気が付かなかった事にハッとさせられます。日本では有名な台湾、フィリピン産を見かけません。
「もしかして、国によって手に入るバナナのブランドは違うんじゃないかしら?」

エクアドル、コスタリカ、コロンビアにホンジュラス。コートジボワ−ルなども見かけるけれど、圧倒的にエクアドル産が多い。時期的なもの、地域的な問題、いろいろありそう。わたしの頭の中は「バナナが食卓にあがるまで(教育テレビ風)」。
「あぁ、バナナの旅路をさかのぼることが出来ればなぁ」
今日もまた、ラベルを眺めては想うわたしなのでした。(やまだようこ/ヨーロッパ通信)
***
山田ヨウコ/やまだようこ
グラフィック・デザイナー。東京都生まれ。
1999年冬よりベルリン在住。3度目の冬を迎えた。
Get back to CONTENTS page.
Vol.2 Vol.3 Vol.4
Vol.5 Vol.6 Vol.7
mail to Tokyo Sunset Banana Label Club
go back home