Tokyo Sunset Banana Label Club, 2004



Correspondence from BERLIN
February, 2002
「海外へ行ったら市場やスーパーを覗く=その国の胃袋が見える」というのは定説ですが、一つの食品に的を絞ると違った側面からその国の胃袋が見えてきたりします。私の場合はもちろんバナナ!
 ベルリンで「台湾産やフィリピン産を見かけない」という事を知った私。この度スペイン東部のアリカンテ地方に行くチャンスに恵まれました。ところ変わればバナナも変わる。そんなわけで、今回は「アリカンテバナナ事情」です。
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ハイパーマーケットのバナナ売り場。
スペインも通貨がユーロになって本当に便利。
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私が訪れたのはアリカンテの海岸地域。ここは年中ひっきりなしにイギリス、オランダ、ドイツ等の国から多くの人が太陽をもとめてやってきます。
 この季節(2月)はリタイヤをしたおじさまおばさま方で賑わい、ビーチにはピチピチとは言い難い風景が広がっていました。
 そんな中でのバナナラベル探し。3つの異なる場所を訪れました。ハイパーマ−ケットに朝市、そしてローカルスーパー。
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ラベルが貼ってない場合はダンボールでブランド確認。
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ハイパーマ−ケットは衣服から電化製品、食品とここで全てが揃ってしまう大型スーパー。
 観光で来るヨーロッパ人を意識したスーパーなだけにスペインにいながらにして、イギリス、ドイツの製品が目につきます。案の定、ここで売られていたのは“Dole”。大きなスーパーは大きな企業からしかバナナを買わないのでしょうか?
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土地の人たちで賑う朝市のようす。バナナはあっても
ラベルが貼られていないことが多かった。
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翌日は朝市へ。アメ横 オン ザ ビーチといった感じの賑わい。食品を売るお店の活気は万国共通。おおきな声が飛び交います。随分と傷んだバナナが目立ちますが、皆さん気にせず買っていきます。
 への字になって置かれているバナナをいちいちひっくり返してラベルチェック。おかしいな? ラベルなしのバナナばかりです。
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市場では20フィンガー30フィンガーまとめて
デーンと売ってます、買ってます。
皮が痛んでいても厚みがあるから中身は大丈夫。
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観光地化された街の表通りをさけて、裏道から裏道へ。次にめざすはローカルスーパー。
“SUPERMERKADO”の表示の看板を探します。地域の食料品、雑貨にとけ込んだバナナの風景。ようやくスペインに来たのだなぁと感じさせてくれました。
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ローカルスーパーでようやくラベルを見つけ、大西洋に浮かぶカナリア諸島産のバナナだということがわかりました。
 カナリア諸島はアフリカ北部に位置してますがスペインの領土。自国で生産していると解釈すれば、ラベルはそんなに重要ではないのでは? と思いました。どうりでなかなかない訳です。
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カナリア諸島独特のラベルの世界はこちら
http://www.geocities.com/NapaValley/1706/main.htm
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ローカルスーパーの売り場風景。
向いには生活雑貨屋、隣りは肉屋にパン屋。
こまごまといろいろなお店が入っている地下街。
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ベルリンのようにバナナが育つ国からとても離れていて、需要の多い場所の方がいろいろな種類のラベルに出会える確率が高いのかもしれませんね。(やまだようこ/ヨーロッパ通信)
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ベルリンベア−の銅・石像探しのサイトを作ってみました。最近石と会話ができるようになったような気さえします。よかったらお立ち寄りくださいませ。
http://www.bearhunt.de
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