Tokyo Sunset Banana Club, 2002



Tokyo Sunset Banana Club presents
Banana Labels (seen) in Japan page 2/3
dole_sweetio 021
高い糖度の小ぶりなバナナは、熟れきってしまわないうちに味わうのがよい。レタリングされたカナ書きのロゴに、日本市場をターゲットにしたドール社の意気込みがにじむ。
oroban 022
朱いラベルに筆書きのような文字が踊るオロバンのバナナは、オーソドックスな外形なのに店頭で目につきやすい。エクアドル産である。
sanito_organica 023
エクアドル産のサニートから、自然栽培をうたった1指売りの高価なバナナが発売された。菱形でやや大がらなラベルは、サニートの基本色である明るい白を踏襲しながらもバナナの実を図柄から廃し、あえて緑の葉をとりいれて自然を強調するなど随処に斬新なこころみがある。
stareyna_3stars 024
スターレイナのラベルは濃紺の三ツ星。わずかな傾斜がギリシャ神話の美青年オリオンの腰帯を連想させる。果指にはなめらかな張りがあり白いラベルが清潔感を増幅する。「収穫後農薬等は...」とポスト・ハーベスト農薬問題に斬りこむ社会派の一面もある。
nettai-no-megumi by cgc 025
大手スーパーとバナナ・ブランドの提携によって企画されたフィリピン産の“熱帯の恵み”である。このラベルは国内で貼られたのではあるまいか。光沢のある上質紙にムラのない鮮やかな朱がのせられ、黄色の明朝体でニホン語が記されている。
aloha banana North Shore 026
アロハ・バナナは産地によってラベルの色がちがう。ネイビーブルーのこのラベルは、オアフ島北部のサーフ・ポイントとして知られるノース・ショア産。
gracio type_2 027
前掲#020のグレイシオと同じタイプだが、こちらは年号ではなく“グレイシオ”のブランド名が記されている。その他はまったく同じで、色味がちがっているのはスキャニングのせい。
quirola 028
錦糸町のテルミナで見つかったスポーツ感あふれるバナナ・ラベル。“キローラ”と読むのだろうか。明るい青にオレンジ色に似た朱色が映える。エクアドル産。
score bananas 029
錦糸町で見つけた“SCORE”バナナ。「夕陽の“あか”は赤じゃない」という高級カメラのCFがあるが、ラベルのあかは太陽を象徴し、その「あか」は「明(アカ)」に通じている。夕陽の“あか”こそが赤なのである。
chiquita_precious 030
チキータから日本市場に焦点をしぼった“プレシャス”が登場。その房には大柄のラベルが3つならび、大いに人目をひく。高原産であることを表現した緑の大地と、それに重なる力強い筆勢に自信のほどがうかがえる。
del_monte ecuador 031
ひごろ親しんでいる“デルモンテ”のラベルだが、若葉のような明るい緑色が春の陽射しに映えてひときわ瑞々しく、つい手にとってしまった。産地のなまえも記されている。
tenpo bananas 032
「昔からの風味」をうたう“天宝黄金”バナナ。中国大陸から輸入されている。中央に描かれているのは仙人の墨絵。ラベルだけを見てバナナを連想するのは至難の技である。「医食同源」「薬食帰一」という古言が脳裏をよぎる。
organic savid 033
オーガニック・バナナの“サビド”はドミニカ産。清楚な外観からはとても想像できない濃厚な風味をもつ。“Savid”はスペイン語のSalud(健康)とVida(生活)の合成造語。
davila's biobananas 034
ラベルに「バイオ」の3文字が入った“ダビラ・バイオバナナ”はコロンビア産の無農薬バナナ。中央にオウム科のトリのツガイが描いてある。
lani bananas 035
フィリピン産の“ラニー”バナナはモラード・バナナと同じ小ぶりなサイズ。バリエーション豊かさで東京一の呼び声が高い東急ストアのバナナ売り場で手に入れることができた。
taiyo-no-megumi chiquita Japan 036
チキータ社の「太陽の恵み」は生まれたての新ブランド。空から産みおとされたタマゴのようで、大地の“プレシャス”と対照の妙をなす。「減農薬栽培の安心バナナ」とダイレクトに消費者に訴えかけるメッセージ・ラベルでもある。
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名古屋市内にある果物店のオリジナル・ラベル。フィリピン産の赤バナナに貼られている。色もカタチも独創的な珍品である。愛媛県のコレクター武内伸夫さんの発見。
038
これも名古屋市内にある果物店のオリジナル。台湾バナナのラベルは種類が少ないため、ファン垂涎の逸品となることは間違いない。愛媛県のコレクター武内伸夫さんの発見。
039
郊外型スーパー“ジャスコ”のブランドである“グリーンアイ”ラベルは六〇年代を彷彿とさせるレタリングがなつかしい。かなり以前からあったのではないだろうか。
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王冠の三星の2種が並行して確認されていたエストレージャのラベルがあたらしくなった。朝焼けのようなグラデーションのてっぺんに五つの星が輝いている。
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* ここでご紹介するのは国内で見つけたラベルに限定しています。まだ数が少ないため見つけた順に配列しています。

ハ コチラデス。
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